離婚してシングルマザーとなってから、日々仕事に追われていたご依頼者。
再就職先で知り合った今のご主人とは、会社の喫煙所で出会い、毎日あいさつを交わすようになったそう。
そして、お互い離婚経験者ということで意気投合し、恋愛に発展して再婚したそうです。
ご相談に来社されたときは、結婚して1年半が過ぎた頃でした。
依頼者
対象者
婚姻年数:1年半
子供:なし
(連れ子20歳女子)
あるとき、奥様は会社の喫煙所で、ご主人から今日は帰宅が少し遅くなると言われたそうです。奥様はその日残業をしたため、予定よりも遅く帰宅することになりました。奥様が会社の駐車場に行ったとき、ちょうど駐車場から出ていくご主人の車を見かけました。そして、その助手席には、女性が乗っていました。奥様は、動悸が激しくなるのを感じ、動揺しながらも自宅に帰ったそうです。思い返せば、奥様と知り合う前にも、ご主人は同じ会社に働いていた女性と最初の結婚をしていました。このままでは、ご自身も同じようにもう一度離婚になるのではと思った奥様。今のうちにご主人の浮気をやめさせようと、調査の依頼をするために来社されました。
依頼目的 | ・夫が浮気しているかどうか知りたい ・もし浮気をしていたら、相手と別れさせたい | ||
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必要証拠 | ・特定の女性との接触があるかどうか ・もし特定の女性がいた場合、2人が特別な男女関係であるという証拠(手繋ぎ・キスなど) ・不貞行為を推測できるような、宿泊などの強力な証拠 | ||
調査期間 | 8日間 | 調査費用 | 160万 |
調査方法 | 移動手段を確認しながらの尾行および張り込み |
今回のケースは、①ご主人が浮気をしているのかどうかを知りたい②浮気をしていたら、その浮気の証拠が欲しい③ご主人とは離婚をする気はない④相手の女性に対しては、できればご主人と別れてもらいたい この4点をご希望でした。ご主人は、これまでにも社内恋愛の後に結婚を繰り返していることから、奥様としては今の生活を続けていきたいという思いがとても強くありました。まずは、真実を確認すること、車に乗っていた女性とは男女の関係があるのかどうかを確認することが必要です。ご主人が浮気をしていたことがわかった時点で証拠を獲得するために、その浮気相手の人物を特定し撮影する調査となります。
奥様のお話からは、最近ご主人はほぼ毎日帰宅が遅くなってきたとのこと。また、日を跨ぐ帰宅の場合、当初は奥様に会社の喫煙所で今日は遅くなると言っていたご主人。ですが、最近はそういった会話もなくなっていると聞きました。ご主人が会社の駐車所を出る際に接触していた女性は、その後も定期的に会っている人物なのか、それとも会社を出てから別に接触する人物がいるのかどうか、もし接触した場合は女性なのかどうか、その女性は浮気相手の可能性があるのかを判断していきます。①最近同じ部署で一人辞めて仕事量が増えたため残業が増えた②帰宅は、夜中になると思うので先に寝ていてほしい ご主人の主張する内容及び奥様の情報から、勤務先から帰宅するご主人を毎日尾行するため、40時間以上の尾行調査をすることにしました。
ご主人は、毎日帰宅が0時を過ぎるようになっていました。調査の開始は、勤務先からのスタートとします。そもそものきっかけが、勤務先の駐車場で女性を助手席に乗せているのを見かけたことから、その後ご主人がどこに向かうのか、そしてその女性との不貞行為があるのかどうか。その事実を確認していくこととなります。ご主人は、お酒はほとんど飲めないこともあり、プライベートは基本的に車ですべて移動するというお話を伺いました。奥様からの情報を入手しつつ、ご主人の行動範囲などを確認、様々な状況を想定しながら調査に臨みます。
ご主人の帰宅が0時を過ぎる日が続くことから、調査は毎日、勤務先から帰宅するまでを実施します。特定の女性と接触した場合は、そのまま調査を続行し、帰宅するまでのご主人の行動をすべて確認することで予定を組みます。実際に調査をしてみないと、ご主人がどのようなところに立ち寄っているのか、どういう場所によく行くのかは奥様はまったくわからないということでした。現場の判断で都度臨機応変に対応を進めていきます。外泊はないこと、移動はほぼ車のはずであるとのお話をお伺いし、無駄のない調査にするために奥様からの情報を軸として調査の準備に入ります。
18:30~
19:00~
19:10~
19:15~
25:30~
25:32~
25:40~
26:00~
26:15~
ご主人は、勤務先から車で出て30分程走り、あるマンションの前に停車しました。待ち合わせをしていた様子ですぐに女性が助手席に乗り込みます。そして、二人はそのまま近くのラブホテルに直行、電光パネルで部屋を選びエレベーターに乗って上階へ向かいました。それから約6時間の滞在ののち、二人がラブホテルの部屋から出てきました。この時点ですでに1時を過ぎていました。そして、二人は来た道を戻り、女性はご主人と待ち合わせをしたマンションの前で車から降ります。そして、女性は自宅と思われる一室へ入っていく姿を確認、ご主人はマンションをあとにし勤務先の駐車場で停車をしました。
調査開始後、ご主人が駐車場に現れ車に乗り込み、自宅とは反対の方向に走り出しました。約30分後、ご主人はあるマンションの前の路上に車を停車します。それからほどなくして女性が一人現れました。ロングヘアーの女性は、ご主人よりもいくらか若く見えました。そして、女性が助手席に乗り込み、そのままご主人の車は走り出します。10分程走ったところにあるラブホテルの駐車場に車は入っていきました。ご主人と女性はお互いの腰に手を回しながら寄り添い、ホテルの一階の電光パネルで部屋を選んでいます。そして、ある部屋を選択、そのまま二人はエレベーターに乗り上階に向かいました。
ご主人と女性がラブホテルの一室に入ってから、約6時間が経過しました。そして、しばらくしてからご主人と女性は手をつなぎながら駐車場に現れました。二人は終始笑顔で車に乗り込みます。既にこの時点で1時を過ぎていました。ご主人と女性の乗った車は、そのまま女性を乗せたマンションの路上で停まりました。女性が車から降り、手を振りながらマンションに入っていきます。そして、女性が4階の廊下を歩き、401号室に入っていく姿を確認しました。ご主人はそのまま車を発進させます。そして、ご主人の車は、再び勤務先の駐車場に入っていきました。
ご主人の乗った車は、勤務先の駐車場で停車しています。車の中では、ご主人はスマホを触って誰かとやりとりをしている様子が窺えました。そしてその数分後、ご主人の車は勤務先の駐車場を出て自宅のある方向へ走り出しました。そして、自宅の敷地内の駐車場に車を停車、自宅に入っていく姿を確認しました。時間は2時を過ぎていました。この時点で、女性の自宅が判明したことから調査は続行することに。まずは女性のマンションを張り込み、朝になり女性が自宅401号室から出てきました。そして、マンション敷地内駐車場に停まっていた車に乗り込み、ご主人と同じ勤務先駐車場に入っていく姿を確認、女性はご主人及び奥様と同じ勤務先の人物であることが判明しました。
今回撮影した写真、調査員が見たすべてを調査報告書に載せて作成します。そして、奥様に連絡、来社して報告書を手渡しすることになりました。奥様のお話では、調査が完了した後も、ご主人は変わらず帰宅は遅いとのことでした。奥様はお嬢様とも相談、ご主人に今回のことをきちんと伝え、離婚も踏まえた話し合いをすることを決意されたようでした。もし、今後弁護士を交えて話すことになる場合、弊社から弁護士事務所を紹介できる点、相手の女性に対して慰謝料請求なども同時に相談が可能である旨をお伝えしました。
今回、調査を終えてから、半年程経って、奥様からご連絡をいただきました。その後の情報から、相手の女性は30代後半で、自宅マンションにはご両親と弟の4人で生活をしていたことがわかったそうです。そして、奥様は弁護士を通じて慰謝料を請求、現在も引き続き弁護士にて対応中とのことでした。そして、ご主人に対しても慰謝料を請求、奥様と離婚をすることが決まったとのこと。ご連絡をいただいたときに、奥様の声が以前に比べてとても元気で明るくなっていたことがとても印象にありました。奥様は、現在はお嬢様と二人で暮らしているとのことで今回の調査についてお嬢様からも電話口で丁寧なお礼をいただき、すべて調査は完了となりました。
お悩みや心に迷いがあった場合、まずはご連絡ください。私共で手助けできることがあるかもしれません。
担当調査員のコメント
浮気相手とラブホテル、そして女性の自宅マンション及び号室判明
調査対象者がマンションの前で停車したとき、これは女性が現れるのではと直感で思いました。すぐに接触、すぐのラブホテル、そして電光パネル前での二人の姿を写真撮影できました。女性の号室がわかればとは思っていましたが、調査対象者に手を振りながら廊下を歩いている姿が暗闇でもよくわかり部屋も判明。朝、女性の車を確認し見失わないように尾行、勤務先に入る姿を撮影し、こちらとしても女性の情報を網羅できた調査報告書が渡せました。