専業主婦である奥さまは、以前お勤めしていたときに知り合ったご主人と結婚して8年。
ご主人は、仕事も順調で出張も多く、毎日を多忙に過ごしていらっしゃるそうです。
そんな中、ご主人のLINEのやりとりの中に、気になる女性を見つけました。
依頼者
対象者
婚姻年数:8年
子供:なし
ここ最近のご主人の行動から、何かあやしいと感じていた奥さま。奥さまと出会う前に、一度結婚をされていたご主人は、とてもマメで女性が放っておかないタイプとのこと。今回も案の定女性のにおいがすると感じた奥さまは、ご主人のLINEを見てみたところ、毎日やりとりをしている女性を見つけました。このままではいけないと判断された奥さまは、まずは女性の身元を知るために調査をしようと決意されました。
依頼目的 | ・夫の浮気の事実を確認したい ・浮気の証拠をとって相手と別れさせたい ・相手の女性がどんな人物が確認したい | ||
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必要証拠 | ・特定の人物との接触があるかどうか ・もし特定の女性がいた場合、2人が特別な男女関係であるという証拠(手繋ぎ・キスなど) ・不貞行為を推測できるような強力な証拠 | ||
調査期間 | 4日間 | 調査費用 | 80万 |
調査方法 | 移動手段を確認しながらの尾行および張り込み |
今回のケースは、①ご主人と奥さまは結婚して8年②ご主人は、奥さまに対してとても優しく態度は以前とまったく変わらない③LINEで他の女性とのやりとりを見つけた この3点が要です。奥さまとご主人は、お互い再婚同士ということもあり、お子様も独立されて今はお二人で楽しい毎日を過ごされています。ただ、ご主人は以前から隙があれば女性と浮気をする癖があるとのお話。そのため、浮気相手と深みに入る前に、そういった女性を排除しておきたいという奥さまの強い要望があります。ご主人が女性とどのように接触しているのか、事実を特定するための調査となります。
ご夫婦の関係は、これまでと変わらずとても良好とのお話。ご主人は、基本的に奥さまには必ず出張先のお土産を買ってくるなど、とてもマメな方とのことです。ご主人は、これまでにも女性との噂が絶えないとのことから、自宅を出て帰宅するまでの隙間の時間に接触している可能性が高いと思われます。スマホから得た情報では、怪しいと思われる女性とのLINEのやりとりから、①次回の出張に一緒に行こうというやりとりがある②相手の女性は独身の様子③女性の容姿がLINEの中から見つかっており、おそらくご主人より10歳以上若いと思われる これらの情報から、ご主人が出張に行く日、出張先でどのように過ごしているかを把握するため、調査時間を20時間で組み立てることにしました。
ご主人は、普段の生活の移動手段はすべて車やタクシーを利用しています。出張で新幹線を利用する場合を除いては、電車やバスなどの公共交通機関は利用しないと奥さまから言われています。調査は、ご主人が出張先で宿泊するという大阪市内のシティホテルからスタート。もし、女性と現れても、チェックインをしてからご主人は一旦仕事に出掛けるだろうとのこと。情報通りにご主人がホテルに現れるのかどうか、現れたときに誰と接触をしているのかを見ていきます。もし、女性と接触していた場合、ご主人と女性がどのように接触しどのような行動をしているのかを確認していきます。二人が接触した場合の移動パターンを想定し、行動範囲などを予想しながら調査に臨みます。
奥さまのお話では、宿泊するホテルは間違いないと思われるとのことから、情報の大阪市内のシティホテルから調査を開始。そこにご主人が本当に現れるのか、また単身なのか誰かと一緒に現れるのかを確認、調査を実施していきます。奥さまからは、LINEの女性とのやりとりから、今回の出張についていくというやりとりがあったとの情報があります。接触した人物がたとえ男性や仕事関係の人物であっても調査は続行とし、ご主人の出張中の様子を確認していくことで調査を進めます。ご主人は次の日のお昼前には一旦帰宅をし、また仕事に出掛けると言っており、帰宅するまでの予定を組んでいきます。これらの情報を基に、接触する相手によって移動手段が変更されることを想定して行動をしていきます。ご主人がどんな行動をし、どんな人物と接触をするのかを調査し対応するための準備に入ります。
15:15~
15:30~
22:30~
10:45~
11:05~
11:30~
12:20~
12:30~
奥さまの情報から、大阪市内のシティホテルを確認、ご主人が現れるのを待ちます。調査を開始してから約45分後、ご主人がある女性と二人でホテルに現れました。二人は、ホテルのフロントにまっすぐと歩いていき、ご主人がチェックインの手続きを済ませ、スタッフと二人はエレベーターに乗りました。そして、3人の乗ったエレベーターは17階で停止し、3人はある部屋へと歩いていき、ご主人と女性はそのまま部屋へと入っていきました。その後、15分位経ってご主人がホテルから出てきます。ご主人は、ホテルの前からタクシーに乗り出かけていきました。それからの数時間、女性がホテルから出てくる様子はまったくありませんでした。そして、22時30分頃、ご主人がホテルロビーに現れ、そのままエレベーターに乗り込み17階で降り、女性のいる部屋へと入っていきました。
奥さまからいただいた、大阪市内の情報のシティホテルを確認し、調査をスタートします。調査を開始して約45分が過ぎた頃、一台のタクシーがホテルの前に到着、タクシーからご主人と一人の女性が降りてきました。二人はそのままホテルのフロントに案内され、チェックインの手続きを済ませます。そして、ホテルのスタッフと一緒に3人がエレベーターに乗り込みました。3人の乗ったエレベーターは17階で停止、スタッフのあとにご主人と女性が続き、1720号室の前まで歩いていきました。そこでご主人と女性は、鍵を開けて部屋の中へと入っていきます。それから約15分後、ご主人が一人で部屋から出てきて、ホテルのロビーを通り過ぎ、タクシー乗り場からタクシーに乗って出かけていきました。
ご主人がタクシーで出かけたあと、ホテルの見張りを続けます。一時間、二時間と時間は経過していきますが、女性が部屋から出てくる様子はまったく見られません。時間は刻々と過ぎていき、22時30分を過ぎたころ、ホテルの前にタクシーが停まりご主人が降りてきました。タクシーから降りてきたご主人は、そのままホテルのエレベーターに乗り17階で降ります。そして、1720号室へと入っていく姿を確認しました。ご主人と女性は、このまま朝まで部屋を出てくることはなく、二人が現れたのは、12時のチェックアウトよりも1時間以上早い10時40分頃でした。ご主人と女性はチェックアウトの手続きを済ませたあと、そのままホテル前のタクシー乗り場からタクシーに乗り込み、タクシーは新大阪駅へと向かいました。
ご主人と女性は新大阪駅でタクシーから降り、新幹線改札口へと歩いていきます。そして、自動発券機で切符を受け取ったご主人は、女性と一緒に改札口を通過、東京方面の乗り口へと歩いていきました。新幹線乗り場へ向かった二人は、すぐにやってきた新幹線のグリーン車に乗り込み、席に並んで座りました。二人の乗った新幹線はそのまま京都、名古屋駅と停車し、二人は名古屋駅で降りました。ご主人と女性は改札口で軽く手を振り、ご主人だけが改札口を出てご自宅方面の電車乗り場へと歩き出します。女性はそのまま、JR在来線の乗り口方面へと歩き出しましたが、別の改札口から出てきて、再び新幹線の乗車券売り場方面へと歩き出しました。そして、女性は、新幹線改札口の付近にいた男性に近寄り、男性は笑いながら女性とともに、新幹線の改札口を通過。女性と男性は、そのまま東京方面の乗り口へと歩いていく姿を確認しました。
女性が、ご主人とは違う男性と接触し、新幹線に乗ったことを奥さまに報告。奥さまのご要望により、女性の尾行はこれで中断することとなりました。その後、この女性は、ご主人の仕事の接待により出会ったことが判明。調査内容と写真を報告書にすべて載せ、奥さまに郵送することとなりました。奥さまは、ご主人がこれ以上この女性にのめりこまないことを一番に望んでいるとのことで、女性に他の男性がいることが判明し、少し安堵の気持ちが芽生えたとおっしゃっていました。
調査報告書を発送してから数日後、奥さまから連絡がありました。今回、調査をしたことはご主人には内密にするということで、奥さまとしてはこのまま様子を見ていくとのことでした。奥さま自身も離婚をする気はまったくなく、ご主人としてもそのような素振りも全くないとのこと。もし、再びご主人に女性の存在が感じたときは調査をお願いしますとのお言葉をいただき、今回の調査はすべて完了となりました。
お悩みや心に迷いがあった場合、まずはご連絡ください。私共で手助けできることがあるかもしれません。
担当調査員のコメント
浮気相手は、ご主人と別れた数分後に別の男性と接触
奥さまからの情報のシティホテルに対象者が現れたとき、ほっとしたと同時に、部屋の号室の特定はやはり緊張する場面ではありました。今回のご依頼者は、離婚をするつもりがまったくないということと、対象者も女性と離別後に慌てて自宅へ向かった様子を見ていて、事実の確認を取れたことがよかったと思います。相手の女性が在来線側の出口から出て再び新幹線口へと向かったとき、これから自宅への帰宅は無いのではと考えました。結果、別の男性が現れ再び新幹線に乗車した姿を確認でき、有力な情報をお渡しすることができました。