岐阜県南部に位置する美濃加茂市。山地の谷あいに農地がありなだらかな大地で樹園地が形成されています。
市街地を取り囲むように水田と畑地が広がっている美濃加茂市は、岐阜県でも比較的雪が降らない地域となっています。
愛知県との県境とは比較的近く、隣接はしていませんがJRを利用して通勤する住民が多くいます。
中濃地区に属している美濃加茂市には、1990年代後半から日系ブラジル人をはじめとして在日フィリピン人など外国人居住者が増加し、2000年代後半には市の人口の1割を超えました。近年は在日中国人も増えており、多文化共生社会の実現に向けた取り組みを推進する「みのかも宣言」が採択され、静岡県浜松市を中心に外国人集住都市会議に参加しています。ご依頼内容もそんな背景に伴って幅広くなってきており、県を跨いだ調査内容も数多くいただいております。
60代女性/パート
息子とは、平成20年頃、私の姉のお葬式以来会わなくなりました。それ以前からも主人と折り合いが悪く、何かあるたびに喧嘩はしていたのですが、息子の転職を機に更に関係が悪化しました。しばらくは携帯に電話をしても出たり出なかったりが続いたのですが、1~2年経った頃に、住んでいたアパートをゴミ屋敷にしたことで管理会社から連絡が入り退去しなくてはならなくなり。その件をきっかけに息子は全く電話に出なくなりました。
今のコロナ禍の状態で、息子が東京にいると思うとやはり頭の片隅で気になる気持ちが抑えられませんでした。主人に相談しましたが、取り合ってくれず。次男夫婦にこの話を持ち出したところ、嫁の友人が以前こちらに調査をお願いしたことがあるという話を聞き、一度相談してみたらどうかと話を持ってきてくれました。連絡先を教えてもらい、早速お電話をしたところこれまでの大体の状況を電話口で説明し、伺うことになりました。何も行動せずにこのまま数年過ぎるのもどうかということと、このタイミングでこのご縁とも思い、調査をお願いすることになりました。
息子は、当時引っ越した先のアパートに今も住んでいることがわかりました。そして、仕事をいくつか掛け持ちでしているだろうこともわかりました。仕事場に向かう姿や、帰宅する姿を撮っていただくことができ、昼、夜と毎日こつこつと働いている姿を報告書で見ることができました。家賃の滞納もなく、ちゃんと仕事をして生活をしていること、なんとか頑張ってやっているんだとわかり、安心以上の何ものでもない、なんとも言えない思いがこみ上げてきました。
息子がちゃんと生活をしていたこと、生活場所も変わっておらず、家賃の滞納もしていなかったこと、色々な現在の状況がわかりこの10年の胸のつっかえが少し楽になりました。こんなことをお願いすることになるとは想像もしていませんでしたが、思い切って調査をお願いしてよかったです。今のコロナ禍の状況でなければ、おそらくこのまま何年も息子の存在を忘れることもなく、何も行動も起こせなかったと思います。主人に報告をしたところ、無言でしたがやはりどこかで安堵していると思います。ご縁がありこちらにお願いすることで気持ちが楽になりました。
30代女性/会社員
夫とは結婚して7年、子供は2人います。友人同士の紹介で知り合いました。お互い地元が近いこともあり、共働きで頑張ってやってきたつもりでいました。ある日、朝突然夫がいなくなりました。これまで特にトラブルもなくごく普通のたまに夫婦喧嘩はしますが、問題のない家庭を築いていたと思っていました。いなくなる前の日の夜に、夫が手料理を振舞ってくれ家族パーティーをしようと言った次の日でした。警察に届け、警察の方と夫が置いていった財布を見ると、消費者金融から借り入れをしていたことがわかりました。
警察に言えばなんとかしてくれると思ったのですが、本人の意思で出て行ったことで色々と介入できないことを知りました。夫の勤務先の社長とも相談し、一度、探偵事務所に相談に行ったらどうかという話になりました。岐阜県内でいくつかの探偵さんに連絡をしましたが、電話に出なかったり対応が怪しいところがいくつかあり。名古屋まで相談に行こうということになりました。どんな調査をしてもらえるのかを聞いていくうちにそれぞれの探偵事務所で特徴があることに気付きました。こちらは、相談した日に調査員さんが同席していただけ、どんな調査をするのかを直接教えていただけたことが決め手でした。
調査をお願いしたと同時に、警察にも動いていただくことができました。段ボールに衣服を詰めて持っていった夫は、同じ町のコンビニのイートインにいるところを調査員さんが発見、警察と私をすぐに呼んでいただけ、夫を保護することができました。こちらの窓口の担当の方から、一番近しい人しか探し出してあげることはできないと言われ、背中を押されすぐ捜索に動いたことがよかったと思っています。
まさかうちの夫がこんなことをするとは想像もしていませんでしたが、コロナ禍で生活費が必要だと思い詰めた結果なんだと思います。今回は、仕事場の社長も状況を理解してくれましたし、これまで通りやっていくことで夫もまた頑張ろうと思えたみたいです。借り入れした分は両親にも相談してすぐに返済しようという話になっています。あのとき、調査をお願いしてすぐにコンビニで見つけてもらったことで、早めに行動したことがよかったんだと、決断をするタイミングはとても大事なんだと思い知らされました。
お悩みや心に迷いがあった場合、まずはご連絡ください。私共で手助けできることがあるかもしれません。