ご主人と奥様は結婚して25年。ちょっぴり頑固なご主人に奥様はそっと寄り添ってきました。
6年前、奥様はある男性と浮気をしその事実が発覚、家庭崩壊の危機に陥りました。
ご主人と奥様は話し合いをされ、このまま結婚生活を続けていこうと決められました。
最近、ご主人はその男性から奥様に連絡が入ったことを知りました。
依頼者
対象者
婚姻年数:25年
子供:あり
(22歳男子・19歳男子・11歳女子)
奥様は、ご主人のお仕事の経理を手伝いつつ、7年前からご近所の喫茶店でアルバイトをされていました。そこで知り合った大学生のアルバイトの男性と、奥様は出会ってすぐに恋に落ちました。そして、異変を感じたご主人に浮気が発覚。ご主人は、調査会社に依頼をして浮気の事実を奥様と男性に詰め寄り、お二人は事実を認めたそうです。二人は別れを選び、ご主人と奥様は結婚生活を続けていくことで合意しました。男性はその後、大学を卒業して地元へ帰省となり、奥様とは完全に別れ二度と会わないことを誓ったそう。ご主人もその二人の言葉を信じて、その後の日々を過ごしていました。先日、奥様が突然旅行に行きたいと言い出しました。行き先は愛知県。ご主人は、すぐにその男性と会うのではと疑いました。男性の地元が愛知県の隣の三重県だったからです。
依頼目的 | ・妻が突然旅行をしたいといった理由を知りたい ・旅行先で浮気相手と会うのかどうか、その事実を確認したい ・浮気だった場合、証拠をとって相手と別れさせたい | ||
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必要証拠 | ・特定の人物との接触があるかどうか ・特定の男性がいた場合、2人が特別な男女関係であるという証拠(手繋ぎ・キスなど) ・不貞行為を推測できるような強力な証拠 | ||
調査期間 | 9日間 | 調査費用 | 180万 |
調査方法 | 移動手段を確認しながらの尾行及び張り込み |
今回のケースは、①奥様は6年前に一度浮気をしている②ご主人とは、浮気を認めてからの生活は円満③ご主人としては、奥様がかつての浮気相手と再び会うのか事実を知りたい④かつての浮気相手の出身地に近いところへ奥様が単身旅行をする⑤男性と接触した場合、その男性とは別れてほしい この5点が要になります。奥様は、ご自宅のある函館から飛行機で中部国際空港へ行き、そこから観光旅行をすると言っています。ご主人としては、今回旅行を言い出したきっかけは、かつての浮気相手から突然LINEの連絡がきたことがきっかけで寄りが戻ることを心配しています。奥様が中部国際空港を降り立ってからどこに行き、誰かと接触をするのか、または本当に単身で観光旅行をするのか、事実を特定する調査となります。
ご主人のお話から、奥様は今回、単身ではなく一番下のお嬢様を連れて旅行に行くと言ったそうです。実は、一番下のお嬢様は少し障害を持っていらっしゃるそうで、奥様がいないと不安になってしまうことが多いとのお話でした。そのため、函館空港から奥様とお嬢様のお二人が飛行機に搭乗したあと、中部国際空港に降り、そのままお二人がどこへ向かうのか、どこで宿泊をするのかを確認していくことで行動調査を予定します。①奥様は、函館空港からの搭乗時間はご主人にきちんと伝えている②宿泊先はご主人には伝えておらず、愛知県内としか聞いていない③かつての浮気相手の実家は隣接する三重県④奥様はご主人には3日後に帰宅するということで中部国際空港からの搭乗時間を伝えている これらの情報から、奥様とお嬢様は2泊3日の滞在であることがわかっており、奥様の旅行滞在時間からすべての行動を把握するため、調査時間を45時間で組み立てることにしました。
奥様は、中部国際空港からの移動手段はおそらく公共交通機関を利用するだろうとのお話です。理由は、奥様は運転免許証を持っているそうですがペーパードライバーのため、レンタカーは利用することはないとのこと。そのため、高速バスや電車、タクシーなどを使って移動するとご主人からの情報でした。調査は、奥様が中部国際空港に到着してからお嬢様と二人でどこに向かうのかを確認するため、中部国際空港からスタートします。奥様がどこでどういった手段で移動を始めるのか、また、だれかと接触をするのか。もし、接触する相手がかつての浮気相手の男性だった場合、二人がどこでどのようなデートをしているのか、どのような行動をしているのかを確認していきます。男性と接触する場合は、男性の車を利用することなども想定し、行動範囲などを予想しながら調査に臨みます。
奥様とお嬢様が予約した航空券のチケットから、どこの航空会社で何時初の便であるかの情報をもらい、中部国際空港に到着する時間を確認して調査を実施していきます。奥様とお嬢様が、観光目的としてどこに向かいどこで宿泊をするのか。かつての浮気相手の男性と接触した場合、また接触した人物がその男性以外であっても調査は続行とし、奥様とお嬢様の2泊3日の行動を確認していくことで調査を進めます。奥様は、ご主人に往復の航空券を見せており、どの便に乗ってどの便で帰るかをはっきりと伝えています。奥様が中部国際空港からどう移動を開始し、どこに向かうのか。移動手段を途中で変えることも想定して行動をしていきます。奥様がどんな行動をし、どんな人物と接触をするのかを調査し対応するための準備に入ります。
14:40~
15:00~
15:30~
16:00~
16:40~
16:45~
18:40~
18:55~
ご主人から、函館空港まで送り届けたとの情報を得てから、奥様とお嬢様が乗った飛行機の到着を待ちます。そして、中部国際空港の到着ロビーで奥様とお嬢様が歩いてくる姿を確認、すぐに30歳前半位の男性が奥様に声をかけます。そして、男性と合流した奥様とお嬢様の3人はそのままターミナルにあるコンビニへ入っていきました。3人は飲み物などを購入、そして時計を気にしながら付近をふらふらと歩いています。約30分後、3人は空港から直通の高速船乗り場へと歩き出しました。そして、乗船手続きをし高速船に乗りこみます。3人の乗った高速船は対岸の旅客船ターミナルに到着。船を降りた3人はそこから数分歩いたところにある公設無料駐車場へと入っていきます。男性は、停車していた青色の車の運転席に乗車し、奥様とお嬢様は後部座席に乗り込みました。3人の乗った車はそのまま高速のインターから伊勢市内のインターで降りそして志摩市方面へと走り続けます。そして、男性の運転する車が賢島駅付近の宿泊施設駐車場へと入っていき、そこで車は停車。停車した車から、男性と奥様、お嬢様の3人が降りてきて宿泊施設へと入っていきました。フロントでチェックインの手続きを済ませた3人は、そのままホテルマンに案内をされてエレベーターに乗りこみます。そして、515号室へと3人が入室する姿を確認しました。
奥様とお嬢様を函館空港へ送り届けたご主人から、奥様とお嬢様が予定通りの飛行機に乗ったとの連絡を受けました。そして、到着予定の中部国際空港にて調査を開始します。奥様とお嬢様の乗った飛行機は、予定通りに中部国際空港へ到着。手荷物受取所から到着ロビーへと歩いてくる奥様とお嬢様の姿を確認、そして、その二人に小走りで駆け寄る一人の男性を確認しました。男性は笑いながら奥様に声をかけ、奥様も嬉しそうに男性に笑顔を見せています。そして3人は空港施設内のコンビニへ入り、飲み物等を購入する姿を確認しました。それから約30分後、3人は空港から直通の高速船乗り場方面へと歩き出します。高速船乗り場で乗船手続きを済ませた3人はしばらく待機したあとに船に乗り込みました。3人の乗った高速船は定刻通りに出発、予定時刻通りにターミナルに到着しました。ターミナルに着いた船から降りた3人は、そこから数分歩いた先にある公設無料駐車場へと歩き出します。駐車場に停車してあった青色の車に男性は運転席、奥様とお嬢様は二人で後部座席へと乗り込み、3人の乗った車はすぐに発進しました。
男性の運転する車は、ターミナル近くの駐車場を出て近くの高速のインターへと入ります。そして、伊勢方面へと走り出した車はそのまま伊勢市内のインターで降り、南の方向へと走っていきます。男性の運転する車は約1時間程走り続け賢島へ到着、賢島駅付近の宿泊施設駐車場へと入っていきました。宿泊施設玄関付近の思いやりコーナー駐車枠で車は停車、施設内から出てきたホテルマンに案内されながら、男性と奥様とお嬢様の3人は宿泊施設へと入っていきます。そして、ロビーフロントでチェックインの手続きをし、荷物を持った男性と奥様、そして奥様と手を繋いだお嬢様の3人は、ホテルマンに案内されながらエレベーターへと乗り込みます。3人の乗ったエレベーターは5階へ到着、エレベーターを降りた3人とホテルマンは、515号室のドアを開け入っていき、最後にホテルマンがドアを閉め3人が同室へ入ったことを確認しました。
翌日10時、チェックアウトを済ませた3人の姿を確認、再び車に乗り込み車は発進します。3人の乗った車はそのまま伊勢内宮近くの駐車場に入っていき、車は停車。車から降りた3人は、近くの赤福のお店へ入り休憩を始めます。そして、おかげ横丁へと歩いていき色々なお店を見ながら伊勢神宮内宮へ。参拝を済ませた3人は再び車に乗り込み、車は発進。そして、近くのビジネスホテルの駐車場へと入っていき、車を停車させた男性は奥様とお嬢様を連れてフロントでチェックインの手続きをしました。3人はそのままエレベーターに乗り込み9階で降り、910号室へと入っていく姿を確認しました。
函館を出てから3日目の朝、ホテルをチェックアウトした男性と奥様、お嬢様は、再び中部国際空港へと戻ってきました。奥様と男性はとても楽しそうに話をしながら空港内のお土産コーナーを巡ります。お土産コーナーで奥様はいくつかのお菓子を購入。男性は出発ロビーまで二人に着いていき、搭乗口へと歩いていく奥様とお嬢様を見送る姿を確認しました。これらのすべての調査内容と写真を報告書に載せ、ご主人に郵送することとなりました。ご主人は、やはり想像していた通りであったこと、以前の浮気相手と再度接触した事実をとても重く受け止めていました。
報告書を発送する準備の段階から何かを決意した様子のご主人でしたが、半年が経った頃、再びご主人から連絡がありました。奥様は、ご主人が奥様の行動調査を実施したこと、そして、今回また同じ人物と会っていた事実を知ったことを、静かに黙って聞いていたそうです。ご主人としてはやはり離婚は避けたいという思いが強く、何度も話し合いが持たれたとのお話でした。奥様は、浮気相手のことを愛しているが、ご主人のことも愛しているとご主人に言ったそうです。ご主人は、ご自身の今後の人生における大きな課題だとおっしゃり、今回の調査はこれで完了となりました。
お悩みや心に迷いがあった場合、まずはご連絡ください。私共で手助けできることがあるかもしれません。
担当調査員のコメント
セントレアから浮気相手との伊勢旅行
ご依頼者から、浮気相手の情報と往復の航空便情報があったため、函館からの調査を短縮できたことはとても大きかったです。セントレア内の高速船乗り場へと歩いていったとき、船が対岸へ渡ったあとの調査の準備にとても神経を配りました。函館へ帰るまでの対象者たちの行動を把握することができ、また宿泊部屋も判明することができました。ご依頼者が今回必要としていた情報をすべてお渡しすることができたことは、よかったと思います。