公務員であるご主人は、奥さまと知人を通じて知り合い結婚13年。3人のご子息がいらっしゃいます。
仕事も順調で毎日を充実していたと思っていたご主人。
そんなある日、奥さまと些細なケンカをしてしまいました。
そのとき奥さまは、離婚をしたいと初めてご主人に言ったそうです。
依頼者
対象者
婚姻年数:13年
子供:あり
(10歳男子・9歳男子・2歳男子)
3ヶ月位前から、奥さまの行動が少しおかしいと感じていたご主人。これまで自宅の玄関に置いていた奥様の車の鍵をカバンから出さなくなったり、ご主人に車を使わせないようにしたり。また、スマホをお風呂まで持っていくようになり、充電はリビングでしていたのですが最近は奥様のベッドの真横に置くようになったそう。そして、これまではなかった友人との旅行を、月に一度行くようになったそうです。そんなときに今回のケンカからの離婚の一言。ご主人のこころに深く突き刺さりました。
依頼目的 | ・妻の浮気の事実を確認したい ・浮気の証拠をとって相手と別れさせたい ・相手の男性がどんな人物が確認したい | ||
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必要証拠 | ・特定の人物との接触があるかどうか ・もし特定の男性がいた場合、2人が特別な男女関係であるという証拠(手繋ぎ・キスなど) ・不貞行為を推測できるような強力な証拠 | ||
調査期間 | 7日間 | 調査費用 | 140万 |
調査方法 | 移動手段を確認しながらの尾行および張り込み |
今回のケースは、①ご主人と奥さまは結婚して13年②ご主人は、ここ最近の奥さまの行動に不審感を抱いている③奥さまは、3ヶ月前から定期的に旅行をするようになった④奥さまからささいなケンカをきっかけに離婚を言われた この4点が要です。ご主人は、これまで奥さまとケンカはしても離婚を切り出されたことは一度もありませんでした。ですが、3ヶ月前から定期的に旅行に行くようになったこと、スマホを隠したり奥さまの車にご主人を乗せないようにする行動はこれまでとはまったく違う奥さまの一面です。奥様のそういった行動の原因がどういった理由なのか、旅行は本当に友人と行っているのか、事実を特定するための調査となります。
現在、離婚を切り出してからギクシャクしているご夫婦。ですが、これまでの奥さまの旅行のスケジュールを把握しているご主人からの情報で、旅行に行って帰宅するまでの行動を確認していきます。奥様は、もともと普段の移動手段はすべて車を利用。ご主人がスマホから得た情報では、怪しいと思われる人物とのLINEのやりとりから、①奥さまは、ケンカをきっかけにご主人と離婚をしたいと言っている②奥さまのLINEのやりとりを見たところ、浮気相手と思われる男性とのやりとりを見つけた③月に一度、友人と旅行に行くといって外泊することが3ヶ月前から始まった これらの情報から、奥さまが友人と旅行に行く日、どのような行動をしているのかを把握するため、調査時間を35時間で組み立てることにしました。
奥様は、普段の生活の移動手段はすべて車を利用しています。そのため、電車やタクシーなどを使って移動することはまず無いとご主人からは言われています。調査は、奥さまが退社する時間に勤務先からスタート、そこから奥さまは一旦帰宅してから出かけるとの予定だと伝えています。その後、奥さまがどこに向かうのか、誰と接触をしているのかを見ていきます。もし、接触する相手が男性だった場合、二人がどのように接触しどのような行動をしているのかを確認していきます。二人が接触した場合の移動パターンを想定し、行動範囲などを予想しながら調査に臨みます。
奥さまのお話では、勤務先から一旦帰宅をしてそこから友人と都内で待ち合わせをして旅行に行くといっています。奥さまが本当に友人と会って旅行に行くのか、どこに向かって誰と接触をするのかを確認、調査を実施していきます。ご主人からの情報では、LINEで男性とのやりとりがあり、定期的に会っている様子が窺えると言っています。接触した人物がたとえ友人であっても調査は続行とし、奥さまの旅行の様子を確認していくことで調査を進めます。奥さまは、次の日には帰宅すると言っており、帰宅するまでの予定を組んでいきます。これらの情報を基に、接触する相手によって移動手段が変更されることを想定して行動をしていきます。奥さまがどんな行動をし、どんな人物と接触をするのかを調査し対応するための準備に入ります。
17:30~
17:45~
19:00~
19:15~
22:40~
22:55~
23:15~
23:25~
ご主人からの情報で、奥さまの勤務先を確認し奥さまが現れるのを待ちます。到着してから約15分後、奥様が勤務先の建物から出てきました。勤務先の専用駐車場に駐車されていた奥さまの車に乗り込み、すぐに発進。10分程走行して、ご主人の情報通り一旦ご自宅に帰宅され、それから約1時間半。再び奥さまがご自宅から出てきて車に乗り込み、すぐに発進しました。すぐにガソリンスタンドで給油をし、それから最寄りのインターに直行して高速に乗ります。そのまま東方面へまっすぐと走り続け、横浜市内のインターで降りそのまま新横浜駅付近のコンビニで停車しました。それから約15分後、奥さまの車の近くに駆け寄った一人の男性。笑顔で車内の奥さまに声をかけ、奥さまは車から降りて助手席へ。男性はそのまま運転席に乗り込み、車が発進しました。二人の乗った車は近くのビジネスホテルで停車、奥さまが一人で降りてチェックインの手続きをする姿を確認します。手続きを終えた奥さまは、再び車の助手席に乗り込み、車は横浜港の見える橋の近くで停車。車の中から夜景を楽しむ二人の姿を確認しました。
ご主人からの情報の奥さまの勤務先を確認し、調査をスタートします。調査を開始して約15分が過ぎた頃、奥さまが勤務先の建物から出てきました。そして、同じ敷地内の駐車場に駐車してあった車に乗り込みます。奥さまは、そのまますぐに発進しご自宅へと向かって走り出しました。奥さまの車はご自宅の敷地内の駐車位置に停車。自宅建物の中へと入っていきました。そこから約1時間半後、奥さまは再びご自宅から出てきて車に乗り込み、近くのガソリンスタンドで給油をする姿を確認。車に乗り込み発進した奥さまは、そのまま最寄りのインターに入り東京方面の高速道路を走行し始めます。奥さまの車は横浜市内のインターで降り、そこから新横浜駅付近のコンビニの前の路上で停車。15分が経った頃、車の運転席にかけよる一人の男性と、笑顔で運転席から降りてきた奥さま。二人は笑いながらそれぞれ助手席と運転席へと乗り込みました。
奥さまが助手席に乗り、男性が運転席に乗って発進した車は、そこから10分程のビジネスホテルの前で停車します。奥さまが一人で車から降り、ホテルのロビーでチェックインの手続きをする姿を確認。鍵を預かった奥さまは、そのまま停車している車に再び戻り、助手席に乗り込みました。二人の乗った車は、そこからほど近い横浜港の夜景の見える位置で停車します。二人は車から降りず、車中で笑いながら話している様子を確認しました。30分程時間が経ち、再び車が動き出します。二人の乗った車は、ビジネスホテルの方向へ走り出し、ビジネスホテルの敷地内にある地下駐車場へと入っていき駐車位置で停車。二人が車から出てきて男性が奥さまのカバンを持ち、ホテルの専用エレベーターに乗って5階で降ります。そして、514号室の部屋の前でカードキーを利用して室内へと入る二人の姿を確認しました。
24時を過ぎた頃、部屋から出てきた二人は、近くのコンビニで軽食やお菓子類、飲み物などを買って再び部屋に戻りました。そして、翌日の11時頃、楽しそうに笑いながらホテルのロビーに現れた二人はチェックアウトの手続きをして地下駐車場の車に乗り込みます。二人の乗った車は、そのまま横浜赤レンガ倉庫の駐車場へと入っていき駐車。二人は施設を楽しそうにあちこちと散策し、ときどき飲食スペースで休憩をしながら二人の時間を過ごしました。そして、再び車に乗り込み、山下公園や横浜中華街の散策へとデートは続きます。色々なところでウインドウショッピングや飲食を楽しんだ二人は、夕方17:30を過ぎた頃に車に乗り込み車は発進。高速のインターに入り静岡方面へと走行を始めました。運転席には男性、助手席には奥さま、男性の運転する車はそのまま豊川インターでおり、豊橋駅近くの駐車場へ入っていきます。そこで二人は車内でキスを何分も交わした後、男性と奥さまは車を降り新幹線の乗り場へと歩いていきました。切符を購入した男性は、奥さまに笑顔で手を振りながら東京方面の新幹線のホームへと歩いていきました。
その後、引き続き調査を実施したところ、男性は千葉県内の最寄り駅から自転車で数分のところにある単身マンションに入っていく姿を確認しました。これらの情報から、ご主人が疑っていた、奥さまがLINEのやりとりをしていた男性の情報とほぼ一致することが判明。調査内容と写真を報告書にすべて載せ、ご主人にお渡しすることとなりました。ご主人は、これほど仲の良い状況であった二人に対し、やりきれない気持ちが強いとおっしゃっていました。
調査報告書を発送してから、ご主人からはしばらく連絡はありませんでした。ご主人には、弁護士を仲介としてお話をされた方がいいとアドバイスをしておりましたので、ご主人と奥さまとの間で何か話が進んだ場合、ご連絡があると思っていました。約2ヶ月後、ご主人からの連絡があり、知り合いの弁護士を通して話し合いを進めることにしたとの報告をいただきました。お渡しした報告書ですべて対応ができるとのお話であり、これで今回の調査はすべて完了となりました。
お悩みや心に迷いがあった場合、まずはご連絡ください。私共で手助けできることがあるかもしれません。
担当調査員のコメント
浮気相手は、対象者の学生時代の元彼でバツイチ単身者
調査の開始前から車で動くことはわかっていましたので、ご依頼者からの情報がかなり確かなものであったことがよかったです。宿泊施設での証拠を撮る場合、かなり緊張する場面ではありますが、今回は号室や宿泊している二人の様子もすべて撮ることができました。離婚に向けての話し合いをするとのお話ですので、調査内容がどれだけ充実しているかがキーポイントになります。慰謝料請求や離婚裁判になった場合にも十分戦える内容となり、本当によかったと思います。