ご依頼者の奥様は、生活の中心がご主人でいらっしゃるような方でした。ご両親から大切に育てられたことがよくわかるようなおっとりとした方で、お一人で決断し様々な行動をすることがとても難しい方のような気がしました。そんな奥様が、お一人で決断され、誰にも気づかれないように弊社に来社されたのです。
依頼者
対象者
婚姻年数:4年
子供:あり(2歳女子)
来社されたときのご印象は、心ここにあらず、といった感じでした。口数は少なく、ご自身のことではないように淡々と話をされていました。お話を聞いていきますと、ご主人が同じ勤務先の看護師の女性と浮気をしているとのことでした。この数か月の間、何度夜の夫婦生活を誘っても、何もしてもらえないというのが奥様のお悩みでした。義母からは「早く二人目を産みなさい」と言われているとのことで、その焦りからも奥様が追いつめられている状況が見受けられました。今回、ラインのロックがかかっていなかったことで恐る恐る中身を見たところ、ご主人と女性のやりとりから、3日後に東京へ一泊する予定があることが発覚。なんとかその証拠を取りたいと、一念発起の思いで来社されたそうです。
依頼目的 | ・夫が浮気しているかどうか知りたい ・もし浮気をしていたとしても、離婚はしたくない | ||
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必要証拠 | ・特定の女性との接触があるかどうか ・もし特定の女性がいた場合、2人が特別な男女関係であるという証拠(手繋ぎ・キスなど) ・不貞行為を推測できるような、宿泊などの強力な証拠 | ||
調査期間 | 4日間 | 調査費用 | 80万円 |
調査方法 | 移動手段を確認しながらの尾行および張り込み |
今回のケースでは、①ご主人が浮気をしているのかどうかを知りたい②浮気をしていたら、その浮気の証拠が欲しい③ご主人ともう一度夫婦として仲良くなりたい④ご主人と離婚はしたくない この4点をご希望でした。そのため、ご主人が浮気をしている現場を確認し、その証拠を捉える必要があります。今回、浮気相手の人物の特定する必要性もお伝えしましたが、奥様が消極的であり、女性との外泊の事実が一番だとのことでしたので、宿泊の証拠を優先的して確保します。
ご主人曰く、ご友人が東京で結婚式をするために東京に行くとのこと。その結婚式の前日から女性を連れての旅行となったようですので、女性との接触及び浮気の事実である宿泊の有無を証拠として確保することが重要です。そのためには、ご主人がご自宅を出てから宿泊するであろう施設までの尾行が肝心となります。①ご主人が女性と接触するのは何時頃なのか②東京の宿泊施設への移動手段③東京の宿泊施設の情報の有無 以上3点から、最低でも20時間以上の尾行調査が見込まれると判断します。
調査当日、ご主人は勤務先から帰宅してからすぐご自宅を出るだろうとのことでしたので、そのタイミングで尾行を開始することに。まずは、どこで浮気相手と接触をするのか、接触をするまでの移動手段が公共交通機関なのかタクシーなのかを想定し予定を立てます。そして、浮気相手と接触した後は実際どこへ向かうのか、もし東京での宿泊が事実であるならば新幹線を利用するのかといったことも想定しながら、調査に臨みます。
ご主人が出発される前日までに、ご主人が動くとされる予定を順序立てて構成します。「ご自宅を出られたあとの移動手段は?」「女性と接触したあと、どこへどのように向かうのか?」「東京の結婚式の日時及び式場はどこなのか?」など、ご依頼者からの情報を元に必ず立ち寄るであろう場所のすべてを確認し、行動範囲を予想します。そして、無駄のない調査にするための準備に入ります。
13:00~
13:40~
13:55~
15:30~
16:00~
18:30~
22:30~
事前にいただいた情報では、ご主人は日頃ご自身の車もしくはタクシーを利用していること、また、東京へ友人の結婚式のために前日から宿泊すると伺っていました。結果、自宅を出られてからは公共交通機関で名古屋駅へ向かい、そこで女性と合流。一緒に東京方面の新幹線に乗り、品川で降りた時点で、奥様からの情報の通り、浮気旅行であると判断できました。そして、品川駅からタクシーに乗り込み、事前情報通りのホテルに着いてチェックインとなりました。
ご主人は、名古屋駅に着いてすぐ薬局で避妊具を購入しています。その時点で、浮気旅行に行く可能性は非常に高いと感じました。その後すぐに女性と合流、二人は新幹線の改札口に向かいます。ご主人は、女性の腰に手を回したり肩を抱くなど、ボディタッチがとても多く終始笑顔で会話をしています。改札に入って東京方面のホームへと会話をしながら歩く二人に対して、こちらは気付かれないように尾行を続けます。二人が品川で新幹線を降り、タクシー乗り場へ向かう様子を確認。行き先は情報のホテルであるとほぼ特定できました。
ホテルでのチェックインを確認し、その後二人はすぐに外出。交通公共機関で移動している間も尾行は続きます。そして、夜景の見られるデートスポットに到着。楽しそうに見ている様子の二人を撮影することが出来ました。終始、手を繋ぎながら会話を楽しんでいる二人。ご主人はとても嬉しそうな様子で、女性へのボディタッチが増えていきます。その雰囲気のまま移動を開始、予約していたと見られるレストランへ入っていきました。
宿泊した二人は、少し遅めのモーニングに現れました。手を握ったり肩に触れたり、お互いのスマートフォンを見ながら話したり、スキンシップをしながら楽しそうに過ごしています。この時点でご依頼者のご希望を再度確認。奥様は、ホテルのチェックアウトをするまでは調査をしていてほしいとのご要望でしたので、調査員は二人のチェックアウト後、徒歩で歩き出した姿を最後に撮影し、調査を終了しました。
撮影した写真と、調査員が見て聞いた事実のすべてを調査報告書に載せ、ご依頼者にお渡ししました。今回、ご依頼者は奥様にでしたので、報告書を受け取られた後の状況は、奥様のお気持ち一つで大きく変化します。様々なケースも含め、何か気になることがありましたらご連絡をいただけるようにご説明をします。今後、浮気女性の住所等が知りたくなった場合は、追加の調査依頼が必要であることもお伝えし、終了となりました。
調査報告書を奥様にお渡しした際、とても慌てた様子でご帰宅されたのが、記憶に残っていました。気にしていたところ、数日後に奥様からご連絡があり、どうしても黙っていることができずご主人に報告書を見せたとのこと。やはり、浮気相手の女性は、ご主人の勤務する病院の看護師だったそうです。浮気相手への賠償請求については、今のところ考えていないとのお話でしたので、女性の追加の調査について可能である点、その後の弁護士のご紹介も可能であることを説明し、すべて完了となりました。
お悩みや心に迷いがあった場合、まずはご連絡ください。私共で手助けできることがあるかもしれません。
担当調査員のコメント
浮気相手と夜景デートからのレストラン、ホテル滞在へ
調査対象者が名古屋駅の薬局で避妊具を購入したときに、ほぼ浮気旅行になることは予想できました。ご依頼者からの、「東京で友人の結婚式に出席する」との情報から、結婚式場の周辺等も調べ下準備はしておりました。品川駅で降りホテルへ向かう様子や、チェックインも全て滞りなく撮影することができました。朝の二人の様子もすべてしっかりと押さえることができ、ご依頼者のご希望通りの調査になったことは、本当によかったです。