浮気調査事例

2020.03.06

娘婿は、娘に怪我をさせたその部屋で女と生活をしていました

大学生の時にバイト先で出会ったお嬢様とお婿様は、その後同棲を始め、大学を卒業して約2年後に結婚されたそうです。最近、以前からお嬢様に対するお婿様のDVがあったことを聞き、女性関係の問題も浮上してきたということで、ご相談に来社されました。

女性アイコン

依頼者

年齢
20代(依頼者【母】50代)
性別
女性
職業
専業主婦
男性アイコン

対象者

年齢
20代
性別
男性
職業
会社員

婚姻年数:2年
子供:あり
(2歳男子)

お問い合わせの経緯

ご相談をしたいと来社されたとき、憔悴しきったお嬢様と怒りに満ちたお母様、気持ちが落ち着かないご様子のお二人がとても印象的でした。博通へは、ホームページを見ていて過去に浮気調査の具体的な事例があったこと、また、名古屋市内で比較的自宅から離れているところが決め手になり、来社されたそうです。これまでのお話を伺いますと、学生時代からのお付き合いであったお二人はバイト先で意気投合し、すぐに同棲を始めたそうです。しかし、次第にお婿様がお嬢様に対して言葉の暴力、そして徐々に喧嘩をするたびに手を挙げるようになったとのこと。これまでお嬢様はそれをずっと隠して生活されてきたそうです。今回、元々女性関係の問題もあったお婿様に、新しい女性が現れたことを知ったお嬢様は、問い詰めて喧嘩に。そのときにお婿様がお嬢様を強く殴りつけたことで顔面を骨折。救急で入院をしたことから、お嬢様のご両親に知られることとなりました。このまま生活を続けていくのは厳しいと判断されたご両親は、警察へ届出をし、女性関係の事実を突き止めて、離婚のための調査をしたいとの強いご希望でした。

Hearing

ヒアリングによるご契約内容

依頼目的・お婿様が浮気しているかを確認したい
・浮気をしていたら、浮気の証拠を掴み浮気相手の素性を確認したい
・最終的には離婚をしたい
必要証拠・特定の女性との接触があるかどうか
・もし特定の女性がいた場合、2人が特別な男女関係であるという証拠(手繋ぎ・キスなど)
調査期間8日間調査費用160万円
調査方法徒歩及び自転車移動による張り込み及び尾行

異性との接触の有無

今回のケースは、①お婿様が実際に浮気をしているのかどうか ②もし浮気をしていたら、その事実をつきつけて今後の方向性を決めたい ③お嬢様とご両親は、これを機にお婿様との離婚の話を進めたい これらのご要望がございました。今回、お婿様との離婚をご依頼者全員が望んでいるという背景があります。まずはお婿様が浮気をしているのかどうか、浮気していた場合はその事実を証拠として確保する必要があります。現在、お嬢様とお婿様は別居状態であるため、お婿様の生活状況を把握することが必要です。

浮気の証拠としての写真と接触した相手の情報抽出

お婿様と浮気相手との浮気の証拠を集めるには、いつどのようなタイミングで女性と接触しているかを確認するために尾行します。現在、お嬢様はお婿様と別居しているため、お婿様の生活スタイルがまったくわからないというお話でした。そのため、お婿様のこれまでの行動範囲や生活スタイルから調査の計画を立てる必要があります。①お婿様が女性と接触するとしたらどのようなタイミングなのか ②休みの日にホテルもしくは浮気相手が一人暮らしならその自宅に行くかもしれない ③夜はほぼ自宅にいると思われる 以上の3点から、40時間以上の尾行調査が見込まれると判断します。

調査対象者を尾行し行動を確認、同時に接触する人物のチェック

お婿様が出勤日に会社を出てから、どのような行動をするのかを確認するため尾行します。接触した人物はどういう人物であるか。特に異性であった場合は、その後の行動やお婿様の表情などを注意しながら状況判断をします。お婿様の移動手段は徒歩と電車移動もしくは自転車であり、行動範囲は自宅と勤務先である同区内がほとんどであるとのこと。徒歩による尾行とのことで、距離間に細心の注意を払って調査を進めていきます。

Outline

調査概要

調査前準備

対象者のお婿様は、シフト制の会社に勤務しているとのことで、現在のシフトがまったくわからない状態でした。まずは、休みの可能性が高い平日をやめ、土日で調査の準備をします。調査の開始場所は勤務先から、時間は17:00からとしました。勤務先を退勤後、お婿様がどう動くのかを確認します。お嬢様によると、お婿様は自宅や勤務先付近から遠方にいくような生活はほとんどしていないとのこと。ただ、女性の生活区域がどこであるのかということがまったくわからない以上、車を利用する可能性もあります。どういった人物と接触するのか。また、徒歩から移動手段を変える可能性も想定しての調査となります。

調査開始

調査日Aの行動
  • 17:50~

    お婿様が置いてあった自転車に乗り、勤務先から出発

  • 18:00~

    薬局に立ち寄り、トイレットペーパーを買う

  • 18:10~

    お婿様が自宅に到着、自転車置き場に自転車を置いてマンション内に入る

  • 22:30~

    女性が自転車で現れ、お婿様の自転車の横に自分が乗っていた自転車を置く

  • 22:33~

    マンションエントランスでお婿様の自宅の号室を呼び出す

  • 22:34~

    ドアが開錠され、女性はエレベーターに入って行く

お婿様が夕方会社を出発し、途中、トイレットペーパーを買いに薬局へ立ち寄りました。自宅に着いてからは3時間程、何も変化はありません。そして、お婿様が帰宅されてから約4時間が過ぎた頃、20代とみられる女性が自転車でマンションの駐輪場に入っていきました。その女性は、自転車をお婿様の自転車の隣に停めます。その後、マンションのエントランスで、お婿様のご自宅である部屋号室を呼び出しました。同時に鍵は開錠、女性は慣れた様子でエレベーターの方向へ歩いていきました。翌朝、女性がマンションから出てくる姿を確認しました。

女性は自転車で最寄の駅、そこから地下鉄で会社へ

この日は、朝になっても自宅からお婿様と女性が出てくることはありませんでした。そのため、別の日に改めて女性の行動を調査しました。駐輪場にあるお婿様と女性の自転車を確認し、朝7:00から開始します。8:15頃、女性がエントランスに現れ、自転車に乗って最寄の駅に向かいました。地下鉄に乗って二度の乗り換えをし、女性はある駅で降りました。そこから5分程歩いていった先のビルに入っていきます。このビルは、何十社かが入っているオフィスビルでした。女性はエレベーターに乗り込み、ある階で降りる様子を確認しました。

勤務先から最寄の駅まで歩き、お婿様の待つマンションへ

オフィスビルに入っていった女性を確認、女性の勤務先が判明しました。12:00を過ぎた頃、同僚とみられる女性2人と会社近くの洋食店にランチへいく姿も確認することができました。人の往来が激しいオフィス街ではありますが、細心の注意を払って張り込みをします。18:00頃になり、ビルから出てきた女性が歩いて最寄の駅に向かう姿を確認します。そのまま、地下鉄に乗り、朝通勤した経路を戻っていきました。そうして、再びお婿様のマンションへ入っていくのを確認することができました。

翌朝、女性は同じくマンションから会社へ出勤

一晩中、お婿様も女性もマンションから出てくる様子はありませんでした。そうして翌朝8:00頃、お婿様と女性がマンションのエントランスに現れました。お婿様は、女性の腰を抱きながら笑みを浮かべ、自転車置き場へと歩いていきます。女性も、笑顔でお婿様の目を見ながら自転車に乗ります。二人は、最寄の駅までそれぞれ自転車に乗り、駅の改札口でお婿様は女性に手を振って見送りました。女性はそのまま地下鉄に乗って出勤する様子。このあとは、お婿様の行動を見るため対象をお婿様に切り替えました。お婿様は、そのまま自転車で勤務先へ向かい、ビルに入っていくのを確認しました。

結果報告

今回のケースでは、お婿様がどんな状況で女性と接触し、どのような時間を過ごしているのかがまったくわからない状態からの調査でした。生活範囲は自宅や勤務先付近であるというお嬢様のお話通り、お婿様はほとんど自転車で行動していたこと、そして女性も自転車を利用していること、その女性は勤務先へほぼ毎日お婿様のご自宅から通勤していることがわかりました。これらのすべての情報を写真と文章に載せ、報告書を作成。至急お嬢様とお母様にご連絡をし、報告書を郵送しました。後日、お嬢様から報告書を読んだとお電話がありました。泣いているご様子でした。

結果報告のイメージ

その後の展開/アフターサポート

お嬢様とご両親とで弁護士事務所に相談へ

調査報告書をお渡しした後、弁護士事務所のご紹介を希望されましたので、紹介いたしました。それから7ヶ月程経ったある日、お母様からあらためてご連絡がありました。あれからすぐ、報告書を持って弁護士のところに相談に行かれたとのこと。お婿様とは、すぐに離婚に向けた話し合いがはじまったそうです。相手の女性は、お婿様の取引先の会社の女性であり、お婿様はその女性とも別れたそうです。お母様からは、傷がまだ癒えていないお嬢様と、2歳のお孫様とご実家でのんびりと暮らしていくつもりですとおっしゃっていました。ご報告をいただいたことに御礼の気持ちをお伝えし、調査は完了となりました。

Comment

担当調査員のコメント

担当調査員

ほぼ毎日、対象者宅から自転車で出勤する浮気相手

調査対象者の自転車の横に、女性が自転車を停めたのを見たとき、これはもしやと思いました。案の定、女性がエントランスで対象者宅の号室を押すのを確認でき、間違いなく宿泊することを確信できました。その後もほぼ毎日、女性が対象者の自宅に帰ってくることから、朝の出勤の様子を撮ることで浮気の証拠としてしっかりと押さえることができました。ご依頼者の希望に沿う調査報告ができたことはうれしく思っています。

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